ゲイのパパ活事情

20代ゲイがお送りするパパ活事情

ゲイのパパ活~金と欲望①

 

 

突然、「お金払うのでエッチしてくれませんか」とメッセージが来たこともありました。

とある有名ゲイアプリでした。

わたしにメッセージを送ってきたのは30代の会社員でした。

アプリでのサポの申し出は初めてでした。

 

 

わたしはせっかくお誘いをいただいたので、快諾しました。

待ち合わせ場所は都内郊外某所でした。

都心から電車で1時間くらいの場所です。

 

 

「待ち合わせ場所に着いた」と連絡をすると、「もう少しで着くから待っていて」と彼から連絡が来ました。

数分後、待ち合わせ場所にそれらしき車がやってきました。

彼からメッセージで車のナンバーを告げられ、それらしき車のナンバーと一致したので助手席に乗り込みました。

 

 

彼の第一印象はマスコットみたいな感じでした。

決してかっこいいわけではないのですが、彼と話をしていると関西ノリで会話が弾みました。

彼は車を走らせて、スムーズに高速のインターチェンジ近くのホテルに着きました。

 

 

ホテルに入ると会話もそこそこにしてお互いの服を脱ぎ始めました。

服の脱がせ合いのような展開は特にありません。

 

 

パンツ一枚になると、彼がわたしを貪ってきました。

わたしはホテルの天井を見つめながら、「ザ・コンプレックス産業だな」と思いました。

彼の手の動きは実にいやらしく、その吐息や問いかけはいちいちムッとさせられるものでした。

 

 

「付き合おうよ」「俺のものになってよ」としきりに囁く彼を他所に、わたしは「本当にお金がもらえるのかな」などと別のことを考えていました。

 

 

とにかくわたしと彼は付き合いたいらしいです。

出会って初日で告白されるのは正直あまり好きではありません。

それに束縛してくるのが目に見えています。

そもそもお金が絡んだ出会いをしていて、お金を取り払って付き合えるのかというと、彼はわたしのタイプではなかったので、答えはノーでした。

 

 

とはいえ、もう少し転がせそうだなとその場でノーと突き放すのはやめておきました。

ここは電車で一時間もかかる郊外で、しかもインターチェンジ近くのホテルです。

もし彼の機嫌を損ねて、ここで捨てられたら、たまりません。

捨てられたことはこれまで一度もありませんが、万が一の時のためにお金は持っています。

現金しか使えないタクシーもありますからね。

 

 

わたしが昇天する様子もないので、その日はそのままお開きになりました。

実は彼に会う前に友人兼セフレに会って一試合してきたので、出るわけもありません。

 

 

無事、彼に捨てられることなく、ホテルを後にすることができました。

ホテルからの帰り道に、交差点で信号待ちをしているときに、彼がかばんをゴソゴソとしました。

「はい、これ」と彼がわたしに手渡したのはお金が入った封筒でした。

 

 

中身を確認すると、リクエスト通りの金額がちゃんと入っていました。

これはいけるとわたしは思いました。

 

 

帰りはわたしの家の近くまで送ってくれるということなので、高速へ向かいました。

「あーおなかすいた」と大きな独り言をつぶやいたわたし。

「高速に乗る前になにか食べよう、ファミレスで良い?」と彼が言ってくれました。

普段、パパと行く外食はまともなレストランばかりだし、自腹でご飯に行く時もファミレスはほとんど選びません。

 

 

久々のファミレスだなぁと思いつつ、「あ、そこ好き~美味しいよね」と思ってもいない言葉がスラスラ口から出るわたし。

パパ活をしている上では慣れっこでした。

この彼の場合は、あんなエッチの内容でこんなにお金を払っているから、さすがにご飯まで良いところをリクエストしたら嫌がるだろうな、と。

現金の方が外食よりも節約効果は高いし、ここはバランスを取って次につなげよう、と計算したのでした。

 

 

彼の宣言通り、高速に乗る途中のファミレスでご飯をして、彼と家族の話や仕事の話をしました。

彼の会話から、「俺のものになってよ」という申し出をどう上手く交わし続けるかを考えていました。

あっという間に食事を終え、小一時間話して、ファミレスを後にしました。

 

 

夜の高速はとても気持ちいものでした。

「ねえ、手をつなごうよ」と彼が言ってきたので、しぶしぶ手を握ってあげました。

料金所が近づいてきて、減速するために、ようやくわたしの手が解放されました。

 

 

ビルが増えていき、都心が近づいてきました。

「あ、スカイツリーだ」

夜景も悪くないなと思っているうちに、わたしの家の近くに着きました。

「またドライブしようね」

わたしは彼にそう告げて車を後にしました。

 

 

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