ゲイのパパ活事情

20代ゲイがお送りするパパ活事情

ゲイのパパ活~金と欲望②

 

 

「お金払うのでエッチしてくれませんか」の彼と再会するのはそう遅くない時期でした。

確か初回から1週間後でした。

 

 

何気ないメッセージのやり取りをしているうちに、彼から「とにかく会いたい」「いつ彼氏になってくれる?」というフレーズが何度も送られてきました。

 

 

わたしはなんとなく彼との関係は長く続かないような気がしていました。

彼氏になりたがるパパはスタートダッシュ型で、しかもほぼサポのような始まり方です。

わたしのこれまでの経験からすれば、長続きしないパターンです。

金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもので、まさにその通りです。

彼はわたしを自分のものにするためにお金を使っているのであって、警戒しているようでした。

 

 

「遊ばれているだけなんじゃないか」とか「お金目的でしかないんじゃないか」とかいちいちわたしに伝えてきました。

彼は直接わたしにその警戒の旨を伝えてくるので、わたしも「よくわかっているじゃないか」と感心しつつも、適当に交わしていました。

こういう面倒なやり取りもパパ活の一環です。

対価として、支援を得られるので、会うことが決まっている以上はお相手しています。

 

 

ただ、お世辞のようなことを言うのであれば、「お世辞じゃないか」と反応が返ってきました。

本心に近いことを伝えると、「遊ばれているだけなんじゃないか」とか「お金目的でしかないんじゃないか」という疑義が彼の中で深まるだけでした。

 

 

つまり、とても面倒くさい人でした。

会話をしている分には、会話が途切れることはないのですが、ああ言えばこう言うというスタンスなので、メッセージのやり取りだとどうも彼の返しはいちいち気に障るし、トゲトゲしているように感じるのです。

 

 

初回に出会ったときも、「関西人だから突っ込みたくなる」と話していましたが、彼が突っ込みだと思っているものは単なる被害妄想であって、文字でのやりとりとなると、決して心地よいものではありませんでした。

煽てられることになれていないようで、彼はパパ活にはとてもじゃないけれど、向いていませんでした。

 

 

彼の職業は普通の会社員。普通とは言っても、超有名企業でした。

話を聞く限り、残業が多そうなので、800万円は固いでしょう。役職についていたら1,000万円は行っていそうではあります。

お金に余裕がなければ、お金を払ってここまでしないと思います。

 

 

そして、彼はきっと良い恋愛をしてこなかったのだろうと感じました。

彼にはメッセージで「きっと良い恋愛をしてこなかったんだね」と直接伝えてみたのですが、あっさり否定されました。

彼がもし良い恋愛をしてきたと思っていたとしても、それは独りよがりなんだろうなと感じました。

 

 

もし彼とお付き合いすることになったら、束縛はされるし、望まないプレゼントをされそうだなとか、唯一彼に会っても良いかなと思える身体の関係の対価である現金もなくなるんだろうなと思うと、お世辞にも乗り気にはなりませんでした。

そんなわけで、わたしからは「お互いをよく知ってから、付き合いたいね」と伝えておきました。

 

 

彼からの会いたい攻撃は連日連夜続き、わたしも気を持たせてしまって申し訳ない思いがありつつも、お金がもらえるからいいかという気持ちで、彼と会うことを快諾しました。

「やっぱりお小遣いが欲しいんだね」と彼はメッセージを送ってきましたが、わたしは肯定も否定もせず、適当な返事をしておきました。

 

 

もちろん、彼にはお金の関係がなければ会うことはないでしょう。

彼にもそのことが分かってほしいし、今後わたしとお付き合いしていくのであれば、パパとしての自覚を持ってほしいものです。

 

 

前回と同様、電車に揺られて一時間の郊外へ着き、前回と同じ待ち合わせ場所で彼の車に乗り込みました。

彼との会話を楽しみつつ、インターチェンジ近くの別のホテルへ車は吸い込まれていきました。

ホテルでは前回と同じようにイチャイチャしました。

 

 

ホテルを後にすると、彼は「はい」とお金の入った封筒を渡してくれました。

わたしは前回と変わらない金額を確認すると、大切にカバンにしまいました。

夜の高速道路は夜景が綺麗で、スカイツリーも見えてきました。

しかし、前回スカイツリーだと思っていた建物は実は代々木のドコモの建物でした。

 

 

会話がそこそこ盛り上がり、わたしは「お腹がすいた」と彼にしきりに伝えました。

もう高速を降りて、わたしの家に近くにやってきました。

「このへんにあるファミレスに入ろうか」と彼がつぶやいたので、すかさずわたしは付近の駐車場のあるファミレスを検索し、彼に場所を告げました。

無事、ファミレスに着くと、わたしは何皿か注文し、ペロリを平らげました。

ファミレスでは会話がそこそこ盛り上がり、1時間くらい話をしていました。

パパとしては向いていないけれど、こうしてサポみたいな関係であればありだなぁとわたしは感じるようになっていました。

 

 

ファミレスを後にして、わたしは家の近くで彼の車を降り解散しました。

「また連絡しますね。」と告げると、彼の車は颯爽と走りすぎ行きました。

 

 

果たして彼にまた会う日はあるのだろうか。

そんなことを思いつつ、家路につきました。

 

 

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