ゲイのパパ活事情

20代ゲイがお送りするパパ活事情

ゲイのパパ活~フミヤくんとアツシくん②

 

 

二次会の舞台はなんと都心の駅からすぐの超高級ホテルでした。

タクシーがエントランスに滑り込むと、すかさずホテルのスタッフが扉をあけてくれました。

当時のわたしはそのホテルの名前すら知らなかったのですが、スタッフの対応を見て、さらにエントランスをくぐった先の光景を目の当たりにして、すぐにここは超高級ホテルだということがわかりました。

見事に活けられた花々。宿泊するわけでもないのにただひたすら丁寧なスタッフ。

正直、わたしはこんな世界が本当にあったのかと呆気にとられました。

あまりにも華やかすぎて、優雅すぎて、わたしは場違いなのではないかとすら思いました。

 

 

アツシくんは「バーの利用で」とスタッフに告げると、快くスタッフがエレベータエリアへ案内し、エレベータを呼んでくれました。

アツシくんは慣れた足取りでわたしとフミヤくんをエレベーターへ先導し、エレベーターに乗り込みました。

フミヤくんは「ここは○○が施工したのよね、初めて来たわ~」と感心しているご様子。

わたしはエレベーターの中に立派な椅子が置いてあることにびっくりしていました。

ただひたすら超高級ホテルに呆気に取られていないように振る舞うことで精一杯でした。

 

 

エレベーターで向かったのはバーがある最上階でした。

ここのバーはアツシくんのお気に入りだそうです。

アツシくんは「さあさあ座って」と円卓を囲んだソファー席に招き入れました。

バーのメニューを見るなり、値段にびっくり。

オレンジジュースが1,500円。

とんでもない世界に来てしまったととっさに感じ取りました。

それもそのはず、最上階からの都心の眺めはため息が出るほどで、どこからともなくグランドピアノのジャズ演奏が聴こえてきました。

アツシくんは白ワインとおつまみのオリーブを頼んでくれました。

 

 

わたし「ちょっとトイレへ」

アツシ「エレベーターの前を通り過ぎたところにあるよ」

わたし「ありがとうございます」

アツシくんに言われた通りに行くとトイレがありました。

さすがにトイレは普通だろう、と思ったのもつかの間、扉を開けると絶景が広がっていました。

夜景が見えるとはなんて贅沢なのでしょう。

しかも、トレイの洗面台には小さく丸められたハンドタオルがお月見団子のように並べられていました。

どうやら使用したら回収ボックスに入れるみたいです。なんと贅沢なのでしょう。

ハンドタオルが置いてあるトイレは生まれて初めてだったので、思わず一枚記念に持ち帰ることにしました。

もう当分ここには来ないような気がしたからです。

 

 

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